長福寿寺と鵜原理想郷

いつもルート、九十九里波乗り道路を途中で下り茂原方面へと向かう。今日は久しぶりにいい天気だ。最近は天候も不順で予報も当てにはならないが、今日は風も無く穏やかな時が流れている。ツーリング日和とでも言おうか、いや持って来いの日和と言っておこう。バイクを止めると日差しが暑い。

まず最初に寄ったのは長南町の長福寿寺、吉ゾウくんのお寺である。結構有名なお寺らしくテレビにも何度か取り上げられている。この吉ゾウくんはどんな願い事でも叶えてくれるらしい。お寺の建物の前に2体、まだ真新しい石象が鎮座している。まだ新しすぎて威厳が足りないが、足を撫でれば必ず金運増大と言うことだ。

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また紅花の長福寿寺でもあるらしい。ホームページを開設していてイベントなども詳しく載っている。 www.choufukujuji.com で見てみるといい。

ここに来てまず最初に気になったのは、境内の左に生えている不思議な木のことである。なんだこれは?と思わせる様相をしており、説明を読むと「けむりの木」と言う名前である。なるほどモクモクと煙が舞っている様に見える。原産は中国で、中国からヒマラヤに掛けての岩山に生えており、まだ謎の多い木でもある。

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お寺のホームページを見ると、このお寺は日本一長い勅号(お寺の名前)を持つ寺院でもあるようだ。名前は「三途河頭極楽東門蓮華台上阿弥陀坊太平埜山本実成院長福寿寺」である。漢字変換がなかなか出てこない。「さんずがとう ごくらくとうもん れんげだいじょう あみだぼう たいへいやさん ほんじつじょういん ちょうふくじゅじ」と読む。

境内には手作り感が漂う物品が多数置かれている。それはNPOが支援しているお寺であるからだ。手を入れなければどんどん寂れていって、そして消えてしまう世の中だから、このような人達によって守られているのだ。

まだ十時だというのに、日差しが強いので頭のてっぺんが焦げそうだ。お寺を出て、茂原の山道、大多喜の山道をひたすら走る。いつも思うのだが緑が綺麗だ。自然とはなんとすばらしいことかと感銘する。千葉県に住んでいながら今頃千葉の良さを感じてきているのは年のせいか。

次に向かったのは勝浦の鵜原理想郷だ。ここには大分昔に来たことがあり、最初見た時は「ここは日本か?」と感動したのを覚えている。あの頃はまだ人も余り入っておらず自然そのものであったが、あれから時は過ぎ、人の出入りも増え、昔のイメージはもう無い。それでもまだまだ綺麗な海岸であることには間違いない。

鵜原理想郷への入り口に差し掛かると、私有地であることの立て看板がある。いろいろ能書きは書いてあるが、車以外は入って良いらしい。観光地とするのなら私有地として拘束されるのはあまり気分がよろしくない。でもそこを通らねば目的地に行けないので入ることにする。坂道、トンネル、石段、山の中を歩いて行く。なるほど私有地らしくある意味閑散としている。私有と公有が入り交じっているようで、はっきりしない。観光地として余り売り出したくはないのだろう。しばらく坂道をくねくね登って行くと見晴らしの良い場所に出た。先端に立つと風も無く穏やかな太平洋が眼下に拡がっていた。 与謝野晶子も愛したと言う鵜原理想郷である。

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平和の鐘?手弱女平(たおやめだいら)の鐘IMG_2911b

 かつうら海中公園海中展望塔が左に見えるIMG_2906b

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 トンビがくるりと輪を描いたIMG_2922b

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 ヤマユリの大きな花が咲いていたIMG_2941b

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バイクで「さくらの山」

(2014年初夏の頃の話)
 今日、偶然にも娘と休みが一致したので又タンデムで「さくらの山」へ行くことにした。「さくらの山」(成田空港展望施設)へ行のは五ヶ月ぶりのことだ。通常の幹線道路は避け、裏街道、むしろ裏山道と言うべきか、人通りの少ない田舎道を走る。カーブあり起伏ありのライダーにとっては楽しいコースである。日当たりの中を走ると腕や背中が燃えるように暑い。もう夏なので半袖シャツでのライディング。腕にもろに太陽の熱が当たる。暑い。腕は既に真っ黒である。その熱い日差しの中を走行していると急に木立の中の薄暗い道へと入り込む。その中はひんやりしていて寒いくらいである。こんな温度差を感じるのはやはりバイクであり、車ではとうてい感じられない世界である。走行中でも暖かい風に吹かれたと思いきや、急に冷たい風にぶつかる時がある。自然とは一様ではなく、目には見えないがいろいろな風が入り乱れているのだ。そして常に変化しているのだなと感じる。
 40分ぐらい走行すると、B滑走路展望施設、しののめの丘(十余三東雲の丘)に到着する。まずはA滑走路の前にB滑走路を見て見たかったのだ。結構な人が出ている。ここは新しく出来た展望所で駐車場も広い。だが残念なことにトイレがない。今時、小さな公園にもトイレぐらいはあるのに、なぜかここにはない。ジュースの自動販売機は設置されているのに、トイレがない。市の担当者は何を考えたのか、考えなかったのかは解らない。設備の作りは一般的であり、ここに訪れるのはマニアが多いだろうことを解していない。展望所は高台に設置されていてフェンスに囲まれている。フェンスの高さは1.2m位であろうか。所々にカメラレンズ用の小窓が切られている。この場所にこの小窓は不自然で、いかにも素人っぽい設定である。そして南側を望むと滑走路全体が見えるのだが、目の前のちょうど良い位置に高圧電線が視界を分断する。視界の左端で地下へと埋設されているのだが、電線が非常に邪魔である。左端とはそこはもう滑走路であり、展望施設と滑走路との間に道路があり、その道路は滑走路の下をトンネルで繋いでいる。電線が20mぐらい手前から地下へと入ってくれれば、視界としてはベストであり、集客力も大幅に上がると思われるのだが、どうやら目的は違うところにありそうだ。展望所左方向は滑走路の起点。残念ながらここにも障害物が建っている。背の高い壁、防音壁だろうか、何かを隠すための壁なのか。余り意味のないように思われるが、何かの目的で設置されているのだろう。前回来た時よりも発着機の数が多い。ほとんどLCCであるが、B滑走路の使用は増えているようだ。その間、A滑走路からの発着機の音が聞こえない。B滑走路は増えたがA滑走路は減ったのか。4月から多くのヨーロッパ便が成田から羽田空港に移ったと聞いているが、現実としてどうなんだろうか。
 A滑走路の現実を見るために「さくらの山」に移動する。「さくらの山」、ここもLCCが多く、以前と比べると何だか地味である。一番びっくりしたのが、飛び立つ飛行機、着陸する飛行機の種類が圧倒的に少ない。目の前にはLCC、東方航空、アシアナ、DELTA、う~む、やっぱりヨーロッパ系はいない。皆無と言う訳ではないが、3月と比べると圧倒的に少ない、と言うかやはりいないが正解であろう。時々アリタリア航空が飛ぶ。JALもANAも時々飛ぶ。以前は7割ぐらいはJALとANAだったような気がする。初春の頃は、エールフランスのA380やタイのA380が飛んでいた。いつも見学の終わりの区切りとして、ルフトハンザのA340を見てから帰った。今は地味な飛行機ばかりで区切りが付かない、おもしろくない。さぞかし羽田は賑やかなんだろうな、と思いつつ帰路についた。途中で食べたメンチとコロッケがおいしかった。

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ツーリング 鋸山

 天気は不安定であった。早朝、雨は小降りで今回のツーリングは中止かと心配したが、家を出る時刻になると雨は止んでいた。今回は久しぶりのツーリングであったため楽しみである。
今日の目的地は鋸山だ。居住地と同じ県でありながらまだ一度も行ったことがない。鋸山の名前は子供の頃から良く聞いてはいたし、行ったと言う話もずいぶん聞かされていた記憶がある。
空は結構な速さで雲が流れている。雨を落としそうな黒い雲にも遭遇したが行きに降られることはなかった。走行コースは、鴨川から保谷へと向かうことにする。渋滞も心配であったが、朝も早かったため腹もすいて来たので途中早めの昼食をとることにした。安房小湊で昼食だ。これが後で功を奏すことになる。と言うのも長い乗車待ちが待っていたのだ。

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安房小湊
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安房小湊
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安房小湊
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安房小湊

 

 県道181号を抜け34号線をひたすら走る。目の前を通り過ぎる緑はとても綺麗で、こんなに緑色の種類があったのかと、自然の偉大さに感動する。休日でもあるのでバイクとは頻繁にすれ違う。すれ違うバイクはみんなぴかぴかで新車なんだな、と少し羨む。でも愛車スティードにはかなわない。このバイクは最高であると自負する自分がいた。
緑を堪能しながら保田に到着する。ゴールデンウィークでありながら車の数がやけに少ない。有料の鋸山登山自動車道は「百尺観音」や「地獄のぞき」に一番近いのだが、二輪車の乗り入れが出来ない。普通車しか通行できないのだ。鋸山登山自動車道の手前に無料の鋸山観光自動車道もあるが、ここは大仏には近いが「地獄のぞき」には遠い。お寺や仏像には余り興味が無いので、「地獄のぞき」を目当てにロープウェイで登ることにした。
ロープウェイ駐車場入り口に差し掛かると断然車数が増えた。それも向かい側反対車線が大渋滞である。なるほど鴨川方面と言うか、南側から向かう車は我々のように限られた方向から来た人なのだ。東京方面から来る人達はみんな南下するから反対側が混んでいるわけだ。駐車場自体も大分混んでいる様で、しばらく停止させられ待たされる。しかし係員より誘導され四輪の脇をすり抜け駐車場に入ることが出来た。駐車場は満車状態であり、目の前には改札を待つ長い列が出来ている。多分、普段は見ることの無い光景であろう。係員の説明では40分待ちとのことであったが、どうみても1時間半は待ったような気がする。待っている間にも上空に雲が流れ怪しい雰囲気を演出している。
大分待たされてから、ロープウェイに乗車。そしてロープウェイは発車する。風は強くゴンドラは揺れていた。後ろを振り向くと眼下には海が拡がり、三浦半島が見える。そうか、ここは東京湾なのだ。

IMG_2708bロープウェイより

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IMG_2724bロープウェイより山頂付近

IMG_2727bロープウェイより山頂付近

 ロープウェイ山麓駅から風に揺られ鋸山山頂駅に到着する。山頂駅は人でごった返し、外国人観光客も結構多い。目の前にまた人の列?、何の列かなとその列の先を見ると、そこには下山の改札口があった。帰りも思いやられるなと、少し気が滅入る。

IMG_2732b山頂から東京湾

IMG_2733b山頂から東京湾

IMG_2735b山頂から金谷港

IMG_2739b山頂から勝山方面

 取りあえず「地獄のぞき」に足を進めるが、そこにも人、人、人である。坂道、いや、坂階段を人とすれ違いながら進むが、「きっつい!」。息を切らせ到着かと思いきや料金所?、ここでもお金取るの。「地獄のぞき」と仏像は抱き合わせになっており料金を取るのだ。「地獄のぞき」だけ見たいのに。お金を払い中へと入るがこの先にも長~い階段が待っていた。そう、道のりは石の階段ではるか彼方へと続いている。さっきまで「ロープウェイ待ちしてる時間があるんだったら、歩いて登った方が早いじゃん」と言っていたのだが、とんでもない、大きな誤りであった。最初の目的地に行くだけでもきつい。途中でギブアップしたいが先ほど能書きを言ってた手前、止めるわけには行かない。息を切らせ汗を流しやっとの思いで「地獄のぞき」に到着する。しかし、そこにも長蛇の列が出来ている。並んでまで怖い思いをしたくないので、実は高所恐怖症、列には並ばず近くの展望所から辺りを見渡す。結構怖いが、ここも緑が綺麗だ。

IMG_2740b「地獄のぞき」の列
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IMG_2743b「地獄のぞき」

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 東京湾を望みながらフェリーの航跡を辿る。ロープウェイの最終便が5時30分で、あの長蛇の列からすると早めに列に参加しないと帰れなくなる。多分、鋸山から自宅までは4時間は掛かるだろう。「地獄のぞき」を見てから「百尺観音」を見て、すぐにロープウェイの列に並んだ。

IMG_2756b百尺観音

IMG_2759b地獄のぞき

 この頃は雲行きが怪しく、もしかしたら雨が降るかもしれない。幸運にも帰りの南下する道路は空いてるようだ。反対車線の北上する道は、ははるか彼方までの渋滞が続いている。ロープウェイ乗車待ちの列は30分程ではけ、ローウェイに乗ることが出来た。さあ、帰ろうっと。
帰路は順調であったが、ひとつ大きなハプニングを起こしてしまった。行き違いである。今回は二人でのツーリングであったが、その相方が途中で土産を買いたいと言う。事前に聞いていたのでその場所で停車する予定であった。場所を聞いてはいたが、店のイメージはわくのだが地理的位置があやふやでちょっと心配であった。ちょうどその場所に差し掛かる頃、私は前の車の追い越しを掛けていた。前の車が余りにもゆっくりだったので少しいらいらしていたのだ。辺りも薄暗くなってきており、早く帰らねばと気も焦っていたのかもしれない。そして追い越しを掛けることにした。右のウィンカーを出す。が、その前に後続の相方は土産物店へと右折のウィンカーを出していた。相方は私が土産物店に寄ってくれると思っていたようだが、当の私は追い越しを掛けていた。当然右に見えるはずの土産物店は視野には入らない。何せ、加速中であるのだから。私は直進、相方は右折。ここから迷走が拡がって行く。追い越しを終了し後方をミラーで見てもバイクが見当たらない。追い越しのタイミングが合わないのかとしばらくそのまま走るが、いくらミラーを見ても相方の姿を確認することができない。大分走ってしまってからバイクを止め、電話を掛けて見る。電話は空振りで状況を確認することが出来ない。しばらく道路上の走行物を確認ていたが、相方のバイクの姿はない。何かトラブルにでも巻き込まれたのかと心配になる。バイクをUターンさせ今来た道を戻ることにする。戻って見て初めてそこに土産物店があったことに気づく。そうか、きっとここに寄ったんだ。土産物店に停車し戻ってくるかとしばらく待つが、戻るわけはないかと諦める。しばらくしてからまた電話を掛けることにして、ついでだからと物色する。買い物も終わりまた電話するが、応答はない。そのうち雨が降って来る。やばいっ!雨だ。
その時、電話の呼び出し音が鳴った。やっと繫がったのである。相方は大分先のコンビニで待っている。雨も降り始めたし夜も始まっているので先に帰そうかととも思ったが、せっかくのツーリングが後味の悪い終わり方になってしまう。相方を待たせそのコンビニへと急いだ。雨脚は大分激しくなって来た。ヘルメットの前が見づらくなって来るし、辺りはもう大分暗い。でもスピードの出し過ぎは新たなトラブルを作るかもしれない。慎重にアクセルを開け走行する。告げられたコンビニを見つける自信がない。しかし、道路端で手を上げてくれたので見つけることが出来た。思っていたコンビニとは違っていた。連絡方法を何か考えなくてはいけない。ここでやっと合流し帰路に着いた。雨は止み始めていた。
いろいろあったけど、今回も楽しいツーリングでした。


 

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奥只見

10月もなかば(2014/10/22)、日帰りバス旅行に行ってきた。目的は奥只見の紅葉見物である。昔の同僚が良く「奥只見の紅葉はきれいだ」と言っていたのを思い出したからである。その日はあいにくの雨だった。天気予報では分かってはいたが、前後の天気は良かったのにこの日だけは雨予報であった。結果的にも雨だった。しかし、当日は憂鬱ではなかった。何十年ぶりかのバス旅行、日帰りではあるが夫婦二人だけで旅行するのも久しぶりであった。雨は色彩を鮮やかにする。晴れている時よりも色はきれいに見えるはずだと、期待した。
小雨の中を集合場所へとマイクロバスで移動する。東関東自動車道を富里インターから入る。パンフレット募集のバスツアーなので車中には知っている人は誰もいない。昔行った会社のバス旅行でも、周りの人とは話を余りしたことがないので、知らない人の中でも全然気にはならない。バッグの中には小学生の遠足なみに菓子類がふんだんに詰め込まれている。ワインの小瓶も入れておいた。バスが走り出すやいなや、早速、菓子袋を開け口に放り込む。朝ご飯は食べたはずなのになぜかどんどん入る。まだ8時前である。高速道路は空いていた。東関東自動車道から湾岸道路、首都高速、関越道へとバスは順調に進む。走行距離片道360kmの長丁場である。通過する県も多く、千葉、東京、埼玉、群馬、そして目的地の新潟へと続く。私が運転するわけではないので、飲んで食べて又食べてと、休む暇が無い。時々うとうとっとしながらバス旅行は進んでゆく。関越道は初めて体験するが、景色は単調で流れる視野に変化がない。昔、東北自動車道を走ったことがあるが、やはりここも単調で眠気を誘われたものである。私が一番好きな高速道は中央高速である。ここは変化に富み、山あり谷ありカーブありで、そして何より景色がきれいなのだ。

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話を戻すと、食べてはぼぉ~とし、食べてはうとうとしている間に、休憩地、沼田の原田農園に着いた。ここまでは2時間半ぐらいかかったようだ。ここはフルーツ狩りで有名らしく、年間を通して味覚狩りが楽しめるらしい。が、目的地までの距離があるので、トイレとお土産散策の時間しか割り当てられてない。みんながトイレに行っている間に添乗員さんが弁当をバスに積み込み、車中での昼食となる。バスが発車する頃にはみんなは弁当をほおばっていた。弁当の中身は、マイタケ弁当。予算が限られているのでこんな物かと口に放り込んだが、それが結構おいしかった。バスが早く移動しなければその日のうちに帰れない。バスは搭乗確認が済むとすぐに出発した。外は雨である。
それから走ること約3時間、奥只見駐車場に到着する。雨は止む気配もなくしとしとと降っている。幸い風が余り吹いていなかったので傘での移動も難なく出来た。雨にもかかわらず、駐車場にはバスが群がり、売店には人があふれていた。

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乗船場まで遊歩道があるのだが、雨なので歩いて向かう人もなく、みんなはスロープカー乗り場へと押し寄せる。乗る人が多いため、順番待ちをする。

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スロープカーで上った乗船場にも人はあふれている。雨など関係ないのである。

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雨の中を乗船し、船は銀山平へと向い出発した。船内は満席、故に窓際に立ったまま外を眺めななければならない。ガラス越しの景色であるため、色に艶がない。そのうち、ガラスが曇ってくる。それだけの人数が乗っていると言うことだ。吐く息や体温であっという間に船内のガラスが曇ってくる。

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外の景色がよく見えないので、見地を探し船内をあちこち歩き回る。すると後部に開放デッキがあった。喫煙所兼務の展望デッキである。10人程度しか入れず、絶景場所には既に老夫婦が陣取り動こうとしない。結局その2人は船を降りるまでそこを離れなかった。少しでも他の人に譲ってあげられる器量があれば、幸せ気分になれる人が増えるのだが。

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船上で写真を撮りまくった。数え切れないほど撮った。しかし再生すると皆同じ様に見えてくる。やはり自然はすばらしい。微妙な色合い、ゆったりとした奥行きなどは、カメラに取り込んでもその中には写しきれない。自分の目で直接見ることがベストである。

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観光は40分の乗船であった。この時間は通常であれば長いと感ずる時間であるが、この時はあっという間に終わってしまった。もう一度乗ってみたいと素直に思った。下船時も雨。今日の雨は一度も止む気配を見せない。

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そうそう、奥只見ダムにくるには途中、シルバーラインと言うトンネル道路を必ず通らなければならない。総距離22km、このうちトンネルが18kmで19本のトンネルで成り立っている。バスの乗客がほとんどシルバー年代だったのでこう言う名を付けたのかな?とも思ったが、昔、江戸時代にこの辺で銀が取れたのでこう呼ばれているようだ。このトンネルは奥只見ダム建設工事用の道路として作られた資材運搬用の道路である。トンネルの中は素掘り部分が多く窓越しにこれが確認できる。良く掘ったものだと感心させられた。このトンネルはバス車両二台がやっとすれ違えるだけの幅であり、観光地であるがためバスの往来は多く、すれすれに通過して行く。そのたびに乗客はざわめき窓に釘付けになる。トンネルと言えば、ここまで来るまでの関越自動車道に日本一長いトンネルがある。このトンネルは全長11kmで谷川岳を貫通している。世界でも11番目に長いトンネルである。ここを通過中に感じたことは、途中で何かあったら歩いて出れるだろうかとか、空気は持つだろうかとであった。車中の空気も何だかよどんで変な臭気を放っており、ちょっと息苦しさを感じた。11kmの空気の入れ換え、想像も付かないな~。高速道なので11kmであるが走行時間は短く感じた。
観光船下船後、しばしの休憩を挟みバスは家路へと出発した。新潟、群馬、埼玉、東京、千葉へと長い家路である。道路状況が順調であれば、おそらく6時間後には家に着けるだろう。雨はまだ降り続いている。高速道路を走行中、車中で綾小路きみまろのDVDで終始みな笑い、トイレ休憩では食べ物飲み物を買い足してゆく。今日はどれほどの量をお腹に詰め込んだことだろう。まあ、一日ぐらいどうってこと無いかと自分に言い聞かせ、また食べ物を口に運ぶ。高速道路は川口付近で混ではいたがその後は順調で、予定より少し早く到着するとのことであった。土曜日に奥只見に行ったグループは、夜中の11時にやっと家に帰れたそうだ。今日は終始雨ではあったが、楽しい日帰り旅行であった。こう言うツアーを利用するのも良いものだと感じた。又機会を作り、出かけよう。
 
 


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