バイクで「さくらの山」

(2014年初夏の頃の話)
 今日、偶然にも娘と休みが一致したので又タンデムで「さくらの山」へ行くことにした。「さくらの山」(成田空港展望施設)へ行のは五ヶ月ぶりのことだ。通常の幹線道路は避け、裏街道、むしろ裏山道と言うべきか、人通りの少ない田舎道を走る。カーブあり起伏ありのライダーにとっては楽しいコースである。日当たりの中を走ると腕や背中が燃えるように暑い。もう夏なので半袖シャツでのライディング。腕にもろに太陽の熱が当たる。暑い。腕は既に真っ黒である。その熱い日差しの中を走行していると急に木立の中の薄暗い道へと入り込む。その中はひんやりしていて寒いくらいである。こんな温度差を感じるのはやはりバイクであり、車ではとうてい感じられない世界である。走行中でも暖かい風に吹かれたと思いきや、急に冷たい風にぶつかる時がある。自然とは一様ではなく、目には見えないがいろいろな風が入り乱れているのだ。そして常に変化しているのだなと感じる。
 40分ぐらい走行すると、B滑走路展望施設、しののめの丘(十余三東雲の丘)に到着する。まずはA滑走路の前にB滑走路を見て見たかったのだ。結構な人が出ている。ここは新しく出来た展望所で駐車場も広い。だが残念なことにトイレがない。今時、小さな公園にもトイレぐらいはあるのに、なぜかここにはない。ジュースの自動販売機は設置されているのに、トイレがない。市の担当者は何を考えたのか、考えなかったのかは解らない。設備の作りは一般的であり、ここに訪れるのはマニアが多いだろうことを解していない。展望所は高台に設置されていてフェンスに囲まれている。フェンスの高さは1.2m位であろうか。所々にカメラレンズ用の小窓が切られている。この場所にこの小窓は不自然で、いかにも素人っぽい設定である。そして南側を望むと滑走路全体が見えるのだが、目の前のちょうど良い位置に高圧電線が視界を分断する。視界の左端で地下へと埋設されているのだが、電線が非常に邪魔である。左端とはそこはもう滑走路であり、展望施設と滑走路との間に道路があり、その道路は滑走路の下をトンネルで繋いでいる。電線が20mぐらい手前から地下へと入ってくれれば、視界としてはベストであり、集客力も大幅に上がると思われるのだが、どうやら目的は違うところにありそうだ。展望所左方向は滑走路の起点。残念ながらここにも障害物が建っている。背の高い壁、防音壁だろうか、何かを隠すための壁なのか。余り意味のないように思われるが、何かの目的で設置されているのだろう。前回来た時よりも発着機の数が多い。ほとんどLCCであるが、B滑走路の使用は増えているようだ。その間、A滑走路からの発着機の音が聞こえない。B滑走路は増えたがA滑走路は減ったのか。4月から多くのヨーロッパ便が成田から羽田空港に移ったと聞いているが、現実としてどうなんだろうか。
 A滑走路の現実を見るために「さくらの山」に移動する。「さくらの山」、ここもLCCが多く、以前と比べると何だか地味である。一番びっくりしたのが、飛び立つ飛行機、着陸する飛行機の種類が圧倒的に少ない。目の前にはLCC、東方航空、アシアナ、DELTA、う~む、やっぱりヨーロッパ系はいない。皆無と言う訳ではないが、3月と比べると圧倒的に少ない、と言うかやはりいないが正解であろう。時々アリタリア航空が飛ぶ。JALもANAも時々飛ぶ。以前は7割ぐらいはJALとANAだったような気がする。初春の頃は、エールフランスのA380やタイのA380が飛んでいた。いつも見学の終わりの区切りとして、ルフトハンザのA340を見てから帰った。今は地味な飛行機ばかりで区切りが付かない、おもしろくない。さぞかし羽田は賑やかなんだろうな、と思いつつ帰路についた。途中で食べたメンチとコロッケがおいしかった。

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